開業届を出したあとに思う、「やっておけばよかった」こと。

会計も経理もさっぱりな、駆け出しフリーランスのまりさん。

そんなまりさんの疑問に、インテグリ税理士法人の植田先生が答えてくれますよ!

 


そういえばまりさんは開業届(※)を出してきたんですよね。

はい!税務署に行ってしっかりだしてきましたよ!ばっちりです!

……。ばっちり、ですか?

え??なにも難しくなかったですよ?紙を一枚出すだけで、簡単に終わりましたよ?

手元に、控えって残っていますか?

控え……。税務署に原本を提出して、手元には何も残っていないです。

そうですよね。本当は同じものを2部用意して、2部とも収受印(受付印)を押してもらい1部は提出。もう1部はご自分で保管しておくのがオススメですよ。

そうなんですか?!提出した時に特に何も言われなかったので「完璧におわったな!」と思っていました。

税務署でも、開業届を出す全員にお伝えするのは難しいのかもしれませんね。

控えがないと困ることが出てきますか?

そうですね、一例ですが商工会や税理士会に相談に来た方には確認することが多いですし、銀行や金融機関でも、提示が必要なケースもありますね。それ以外にもご自身の事業がスタートした日を証明してくれる唯一の書類なので、あったほうが話がスムーズに進む場合があります。

知らなかったです。開業届を出す前に知っていればよかった…(泣)あ!今から税務署に行ってもう一度もらってくることはできますか?

残念ですが、基本的に再発行ができない書類のはずです。

えー…そうなんですか。では、税理士会に相談に行きたくなったり、開業届が必要になる場面が来たらどうしたらいいんでしょうか。

開業届の再発行はできませんが、開示請求をすれば大丈夫!

よかった、もう再発行できないと聞いたときは、軽く絶望しました。他の方法があってよかったです。それにしても、開業届は出しましたが、まだまだわからないことだらけです……。

その場面に直面しないとわからないこともありますよ。

税のこと、経営に関することなら、私たち税理士に聞いていただくと「このタイミングでこうしておいた方がいい!」というようなお話も出来るかもしれないですし、ぜひお声がけいただきたいです!


ほんとうですね。開業届ひとつとっても、「やっとけばよかった」「知っていればやったのに」っていう方法があるくらいですから、事業を進めていく中にはもっとたくさんありますよね。

小さな疑問でも気兼ねなく、聞いていただけたら嬉しいです!

 

point!

開業届だけではなく、事業に関する書類を提出するときは同じものを2部用意して、収受印(受付印)のあるものを手元に保管、を忘れずに

 

※一般的に開業届と言われていますが「個人事業の開廃業届出書」が正式名称です。

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